オンライン学園祭のWebサイトを制作して感じたこと
2020.11.01Web
目次
先日とある大学のオンライン学園祭のWebサイトの制作のお手伝いをさせていただいたので紹介しようと思います。(学校名は、クライアント様の関係で伏せさせていただきます。)
誰もがはじめてのオンライン学園祭
お話があったのは7月の半ばのことで、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンラインでの学園祭を実行するとのことで、Webサイトを作れないかというお話でした。
5月の終わり頃に緊急事態宣言が解除され、不要不急の外出以外はできず、大学生の方も大学には行くことができないような状況で、オンライン学園祭を開催することは決まっていましたが、誰もがはじめての経験で企画内容も仮の状況、実際にできるのかもわからない状況でのスタートでした。
打ち合わせはやはりオンラインで
最初の打ち合わせから最後まで打ち合わせはやはりオンラインで行うこととなりました。今まで企業の方との仕事が大半だったので、学生さんと仕事をすることは新鮮でした。
学生時代にしか味わえない学生生活
久しぶりに学生と話すこともあり、自分が学生だった頃を思い出しました。自分は大学の4年間は部活中心の生活でしたが、もしそれがなくなっていたら、何に熱中してただろうかと考えさせられました。学生だから出来ること、貴重な時間をコロナだからといって、なしにしてほしくないという想いで関わらせていただきました。
学生が主役であるということ
デザインがメインで関わらせていただきましたが、普段の案件と少し違うのは、学生がメインであることだと思います。学園祭の楽しみは、開催日当日もそうですが、作り上げていく工程にも価値があり、楽しい所だと思います。ですので、デザインをすべてやるのではなく、出来るだけ学生さんにお願いし学生がメインであることを意識してサイトを制作していきました。
やることに意味がある
Webサイトを制作中に、オンライン学園祭を取り上げるニュースが流れていました。どこの大学もはじめてのことで、試行錯誤の中実施しているのが伝わってきました。
一部の学生からは、オンラインにしてまでやる意味はあるのかという意見もあるそうなのですが、私はやることに意味があるのだと思います。確かに例年のように、リアルに人が集まり盛り上がりが薄れてしまう可能性はありますが、このようなことは学生にだけ起こることではないからです。
学生も社会人になっても変わらないこと
社会人になって仕事をしていてもコロナの影響は受けます。今までやって来たことを続ける事ができなくなり、積み上げてきたものが0となり、1から始めないといけないことも起こってきます。その時にどのように行動できるのかが大切であって、学生であっても、大人になっていたとしてもそれは変わらないと思います。
まとめ デザインを通して出来ること
私はデザイナーとして働いていますが、自分のスキルが何か学生たちの新しいことにチャレンジするきっかけになれば嬉しく思います。サイト公開はまだですが、オンライン学園祭が成功することを心から願っています。