Webサイトにおいての上手なフォントの選び方
2022.04.04Web
目次
Webサイト制作やグラフィックなどデザインをする時に印象を大きく変えるフォント。種類も沢山あって何を選んだらいいのかわからない。今回はWebサイトを制作する上でのフォントの選び方を紹介しようと思います。
フォントが与える印象とは
Webサイト制作やグラフィックの時にどのフォントを選ぶか迷う場面も多いかと思います。種類もそうですが、太さや文字間によっても閲覧者に与える印象が変わってきます。フォントは大きくゴシック体と明朝体の2種類にわけることができ、どういう印象を与えるかを認識した上でフォントを選定することが大切です。
ゴシック体
ゴシック体は縦横の線の太さが均一でハネやはらいがなくシンプルで視認性の高い書体です。「親近感」「安定感」「モダン」といった印象を与えることができます。欧文フォントではサンセリフ体と呼ばれています。
明朝体
明朝体は横線に対して縦の線が太くハネや払いなど線に強弱があり横線には三角形の山(ウロコ)がある書体です。「高級感」「優雅さ」「伝統的」といった印象を与えることができます。欧文フォントではセリフ体と呼ばれています。
グラフィックとWebサイト制作では使えるフォントが違う
Webサイト制作でフォントを選ぶ場合、注意する必要があります。デバイスフォント(あらかじめインストールされているフォント)を選ぶのか、Webフォント(ネットワーク上のフォントを読み込む)を選ぶのかを決めなければいけません。
フォントの選び方
デバイスフォントのメリット
・サーバーにあるフォントを読み込む必要がないため表示速度が速い
・ライセンスの使用料がいらない
デバイスフォントのデメリット
・パソコンのOSや機種により標準搭載されているフォントが違うため、閲覧する環境により使用されるフォントが変わる。
Webフォントのメリット
・パソコンのOSや機種に関係なくどの環境で閲覧しても同じフォントが表示される。
・デバイスフォントと違い選べるフォントの数が多い。
Webフォントのデメリット
・フォントを読み込むのに時間がかかる
・ライセンスの使用料が必要な場合がある
いろんな環境で閲覧されることを考慮する。
フォントを選ぶ上で一番大切なことは情報を正しく届けることだと思います。メーカー、機種(タブレット)やブラウザなど、最近はWebサイトを閲覧する環境も様々になってきており、どの環境であっても同じように閲覧できるよう気を付ける必要があります。
まとめ
明朝体、ゴシック体、デバイスフォント、Webフォントなどフォントといっても様々あります。伝えたい印象や使われる環境などあらゆる側面を考慮しフォントを選ぶ必要があるのではないでしょうか?