やること、やらないことを選択する

2021.01.07Other

目次

やること、やらないことを選択する

ディレクターやデザインをしていて判断を求められることも沢山あるかと思います。そんなときにどのような行動をとるべきなのか私の考えを紹介しようと思います。

経験を積むと求められる選択

まず社会人になったときに、右も左もわからない新入社員として入り、経験を積みデザイナーやディレクターに成長していくかと思います。経験を積み立場が上になるほど求められるのは、選択(判断)する事だと思います。何かを選ぶということは、何かを選ばない(捨てる)という判断をするということです。

ビジネスに正解はない

なぜ選択することを求められるかというと、仕事というのは流動的なものだからです。そして、ビジネスに正解なんてものはありません。たくさんの経験を積んだとしても、必ず間違いのない100%上手くいく方法はないのです。ですので、この選択肢でいくのだという選択する勇気を持つことが大切です。

捨てる覚悟が出来るかどうか

そして良いリーダーとは、捨てることを選択できる決断力がある人だと思います。上手くいっていないのに同じ様なことを繰り返したり、組織構成を変えることができなかったり変化することを嫌がり、選択できない人は良いリーダーとは言えないのではないでしょうか?

今までは、それでもよかったのかもしれません。経済も安定していて世の中も急激な変化などありませんでした。しかし昨年のコロナウイルスの流行により、世の中が変わろうとしています。そんな時に求められるのは今の現状を変える選択をとる勇気がもてるかどうかなのではないでしょうか?

時間がないや、忙しいはやらない理由にはならない

そして、もうひとつ選択する時に関わってくるのが外的要因です。時間がないとか他の案件で忙しいなど選択するのが難しい場面もあるかと思います。しかし、時間というものは無限にあるわけではありません。仕事をしていると優先順位をつけなければならないのはよくわかりますが、それを理由に自分たちの仕事(会社の環境作りや、制度など)を後回しにするのはよろしくないと思います。それらの外的要因というのは、新しいことにチャレンジしない理由にはならないと思います。

迷うのならやるべきことで判断する

もし今行動に移すべきか迷うのなら、それがやるべきことなのかで判断するのがいいと思います。やるべきとわかっていても忙しいなどの状況で手をつけられない状況ならば、そのまま忙しくなくなるのを待つのではなく無理にでも時間を作ってでもやる必要があるのではないでしょうか?

ひとつひとつの積み重ねでしか成長はない

結局、ビジネスも何でも同じだと思うのですが、ひとつひとつの積み重ねでしかないと思います。そのためには選択する事に時間をかけるのではなく、やることとやらないことを真っ先に判断し、選択した道に対してコツコツと実直に積み上げていく。それが一番の成功の近道だと思います。

まとめ

選択するということは、誰でも勇気のいることだと思います。役職が上がればそれに伴う責任も大きくなってきます。しかし、それと同時にしっかりと判断し、方向性を示すということがリーダーの役割なのではないでしょうか?