小さな心配りが成果を変える ディレクターに必要なコミュニケーションとは
2022.02.12Web
目次
Webサイトや紙媒体などデザインをするときにディレクターという立場の方が指揮をとり完成まで持っていくかと思います。ディレクター毎に同じような事をしているのにスムーズに進む方と、そうでない方がいるのはなぜでしょうか?今回はその違いを考えてみようと思います。
そもそもディレクターの仕事とは?
ディレクターの仕事とはWebサイトの制作でいうとクライアントの要件をヒアリングしたり方向性を決めたり、スケジュールや進行管理をしたり社内や外部と連絡を取り合ったりなど、人とのコミュニケーションが大半を占めます。業務の項目事態は普通の事ですがコミュニケーションの部分が難しく、スムーズに進行できるかどうかはどれだけ上手にクライアントやデザイナーとコミュニケーションをとることができるかだと思います。
ディレクションをする上で大切なコミュニケーションとは?
ではディレクションをする上で大切なコミュニケーションとは何なのでしょうか?それは仕事を進める中での小さな心配りだと思います。クライアントはWebサイト制作に関わった経験のない方が大半です。スケジュールの共有や原稿作成、デザインの確認など、こちらが当たり前と思っていることでもクライアントにとっては初めての事がたくさんあります。そこを認識しクライアントの立場に立ち一方的なコミュニケーションではなく、タスクの内容を理解してもらい細かな心配りをするコミュニケーションをすることで双方が求めるやりとりができるのではないでしょうか?
経験を増やすことで想像することが出来る
心配りといっても今現在やっているし、これ以上何をすればいいかわからないという方もいるかもしれません。心配りをするには想像する力と経験が必要となってきます。注意するべきポイントや不安に思う事を経験の中から想像し、どうすれば安心してやり取りができるかを考える必要があると思います。案件ごとに違うクライアントだからこそひとつひとつの案件を振り返り、経験を積み重ねていく必要があるのではないでしょうか?
まとめ
ディレクションとは小さなことの積み重ねだと思います。連絡や確認など多くの人が関わるからこそ相手の事を想像する気持ちが必要なのではないでしょうか?何気ないことの積み重ねを続けることでクライアントとの大きな信頼関係を築くことができるのだと思います。良好な関係の上で制作を行うことにより双方が歩み寄ることで大きな成果に繋げることができるのではないでしょうか?