デザイナーが移住体験をしてみて、新潟県湯沢町
2021.03.17Other
目次
コロナウイルスの流行によって今後の働き方を真剣に考えた人も多いのではないでしょうか?今回は、短期間ですが新潟県の湯沢町への移住体験をしてみて感じたことを紹介しようと思います。
新潟県 越後湯沢とは
東京から新幹線で1時間弱、新潟県にある越後町(越後湯沢)。着いてみると一面真っ白。都会ではあまり目にしない雪が積もり大きな雪山に囲まれた観光地です。夏場にはトレッキング、冬場はスキーなどで栄え、温泉地やお酒、お米など見所たくさんの町です。個人的にですが、温泉や、山から流れてくる水、道路のスプリンクラーなどあらゆる所で水を目にすることがあり、水の町=越後湯沢というイメージでした。
移住体験をしてわかったこと
移住体験をして雪の多さもそうなのですが、雪に囲まれた中での生活で注意点や対策に驚きました。家に積もった雪が落ちてきたり、凍結防止でスプリンクラーで水を蒔いていたりと現地に行ったからこそ知ることが出来る事が多くありました。
また、日がくれるのが早くスーパーやコンビニまでの距離も遠いので簡単に食料が手に入らないということも現地に行ってわかりました。
地方でリモートワークはできるの?
では地方でリモートワーク(デザインの仕事)はできるのか?というところですが、問題なく出来ると思います。ただ注意しないといけない事は通信環境をしっかりと整えることです。今回は短期間だったので自分のポケットwifiを持っていき対応しましたが、場所によっては繋がりにくい事もあるので注意が必要です。デザインをする上で通信環境は思っている以上に大切だと感じました。
意外に使っているバックグラウンド通信
今回、通信量で思った以上に使っていたのがバックグラウンドで動いていた、Dropboxの同期に対する通信量です。また、Webでの打ち合わせやミーティングなども通信量を多く使うので注意が必要です。
コロナだから感じた人との繋がりの大切さ
移住体験をしてよかった点はコロナで人との接触を控えながらの移住体験でしたが、その中でも人の温かさを感じる事が出来たことです。
リゾートマンションの様なところに宿泊をしていたのですが、移住体験1日目にそこの管理人のような方が「ご飯ある?」と声をかけていただき、シチューを御馳走させていただきました。はじめて行った土地で、知り合いもいない場所で感じたこの人の温かさは忘れることができない思い出となりました。
また、今回の移住体験を主催していた、きら星株式会社の方も湯沢町のことを知ってもらおうと、いろんな事を教えてくれました。みんなが湯沢町のことが好きで、人口が減ってきているこの町の力になりたいという想いでやっているのが伝わってきました。
コロナじゃなければいろんなところに行ったり交流が出来たのにと思うこともありましたが、コロナで人との交流が少なくなったからこそ、小さな人の温かさを大切に感じれたのかもしれません。
体験してみることの重要性
今回の移住体験で1番大切だと思ったことは、まずは体験してみることだということです。こんなことをしたいや、将来を想像することはいいことですが、まずはやってみることが大切だと思います。1歩踏み出せば後は自然と進みだすし、良いところも悪いところも明確にわかってきます。
まとめ
興味があるがやるかどうか迷っている場合は、まずやってみる。その後で本当にやりたいことなのかどうなのかを考える。まずは、どんな形でも1歩踏み出すことで見えてくるものも変わってくるのではないでしょうか。