Adobe XDってどうなの?アプリでコミュニケーションを円滑に
2020.08.27Design
目次
ワイヤー作成やWebのデザインなどで使われるAdobe XDですが、最近利用する事が多くなってきたので、使ってみてどうだったのか紹介しようと思います。
Adobe XDとは
Adobe XDとは、ワイヤーフレームからデザインカンプまで一通り作成でき、その上プロトタイプまで簡単に実装できるAdobeから提供されているアプリケーションのことです。
現在は、スタータープラン(無料)もあるので初めての方もお試しで使うこともできます。
Adobe XDでできること
プロトタイプが作れる
Webのワイヤーやデザインの作成できるAdobe XDですが、他のデザインアプリ(Illustratorやphotoshop)との違いはプロトタイプが作れるというところではないでしょうか?
プロトタイプとは、一枚画像では表現できない、ボタンのホバーアクションやページ遷移など実際にコーディングしたときをイメージさせるデモ画面のようなもののことです。
繰り返し作業を効率化できる
要素の繰り返しがドラッグひとつでできるリピートグリッドやドキュメントの中で何度も使用するオブジェクト(ボタン)などを登録し、繰り返し利用できるシンボルの作成などWebサイトを作る上で繰り返し行う作業を効率よくできる機能が豊富に備わっています。
コメントの共有ができる
作成したワイヤー・デザイン・プロトタイプをURLひとつで共有ができ、閲覧者がコメントを残すことができます。ピンをつけてコメントすることができ、文章だけでは伝えづらい内容もスムーズに意志疎通する事ができます。
データが軽く操作が簡単
他のAdobeのアプリケーションであるような、作業中に重くて止まってしまうということはありません。いくつでもアートボードを増やしても快適に操作する事ができ、感覚的に操作する事ができます。
Adobe XDとPhotoshopどっちがいいの?
Adobe XDとWebデザインでよく使われていたPhotoshopどっちがいいのか?Adobe XDがいいと思う方も多いかと思いますが、私はまだデザインはPhotoshopで行っています。
なぜなら、多くのWebサイトは写真の重要度が非常に高いと感じるからです。コンテンツの内容はもちろんですが、パソコンのスペックも高くなっている今、写真の加工を主に行う場合に、Adobe XDとPhotoshopを往き来するのが面倒に感じてしまうのでPhotoshopを利用しています。
また、Photoshopの方がより自由に操作でき、リピートなどもアクションなどショートカットをすれば、効率よくできる方法はたくさんあります。
まとめ
私は、ワイヤーやプロトタイプの共有の為にAdobe XDを使用していますが、実際にコーディングする前に出来上がりを、クライアントにイメージさせるにはとてもいいツールだと思いました。
クライアントとコミュニケーションを円滑にとる事が結果的に効率化や顧客満足にも繋がると思うので、便利なツールはどんどん使っていきたいですね。