ビジョンを持つことの大切さ
2020.08.23Marketing
目次
いろんな企業の方のお話を聞くことが増えたのですが、ある企業のビジョンに対する考え方が的を得ていて共感ができたので紹介しようと思います。
ビジョンとは会社としての生き方
よく耳にするビジョンという言葉。各会社がそれぞれビジョンを掲げていると思うのですが、ビジョンとは、なんなのでしょうか?ビジョンとは会社の目指すべきものを言語化したものです。つまり、事業を行いながら、成し遂げたい未来、将来を表した言葉です。
ビジョンとは、みんなで決めるのではなく一人の熱い思いで作るもの
では、ビジョンとはどのように作られるのでしょうか?ビジョンとは、みんなで考えて作るものでははなくトップの熱い思いで作られるものだと思います。なぜならビジョンを伝えていく時に、みんなで意見を出しあって作ったものを説明するよりも、一人の熱い思いを経験や感情を含めて伝えた方が伝わり人の心を動かすことができるからです。
作ることに意味があるのではなく、実現することに意味がある
ビジョンとは、作ることに意味があるのではありません。ビジョンを作り、成し遂げるための具体的な施策を打ち出し、それに向けて実行する。そこまでを考えれてこそビジョンを作る意味があるのではないでしょうか?
やっていることとビションが繋がっているか
ビジネスを行っていると新しいサービスや社内での会議など新しくなにかを作ったり、判断を迫られる時が多々あります。その時に、判断の基準となるのが自社が掲げたビジョンとあっているかです。何も判断基準がなかった場合、個人の経験や思考に左右されますが、ビションに沿っているか沿っていないかという判断基準があれば、みんなが同じものさしで物事を判断することができます。
ビジョンはいちばん社員に伝えないといけない
一番大変で大事なことは、社員にビジョンを浸透させることです。トップが熱い思いを何度も伝えそして、自らの行動で示していく。そこにブレがあってはいけません。そして、トップの熱い思いが伝わると社員の行動・意識も変わってきます。そのためにも目指すものが明確でないといけません。そして、ビジョンというのは社内に伝わってから社外に伝わっていくものなのです。
ビジョンを実現するために行動が生まれる
ビジョンが明確になると本業以外のことにもチャレンジする事が増えてきます。なぜなら、世の中にある仕事は手段のひとつであり、それが目的ではなくなり、広い範囲で物事を考える事ができるからです。なので、変に仕事内容に執着する事がなく、ビジョン(目的)の為に世の中のニーズにあわせて臨機応変に対応する事ができるようになります。
新しいことにチャレンジする機会も増え、また突き進むことで、他社との差別化にもなるというメリットもあります。
まとめ
今回は、企業としてのビジョンのあり方を紹介しましたが、個人としてもこういう考えの基で行動するなど指針のようなものは持っておいた方がいいのではないでしょうか?企業も個人も、人を動かす熱い思い、行動指針を持つことが大切だと感じたので紹介しました。