統一感のあるデザインを作るには トーン&マナーを考える
2023.03.05Design
目次
グラフィックデザインやWebサイトを制作していてなんか統一感がないや、まとまらないということで悩む方もいるのではないでしょうか?今回は、デザインにおけるトーン&マナーについて紹介しようと思います。
トーン&マナーとは
そもそも、トーン&マナーとはなんのことなのでしょうか?デザインの仕事をしているとよくトンマナを揃えてなどというと言葉を聞くかと思います。トーン&マナーとはグラフィックやWebサイトなどのデザインをするときに、デザインに一貫性を持たせる為にトーン(色調)を合わせることを指します。
デザインにおける要素とは
では、トーン(色調)を合わせるにはどのようにすればいいのでしょうか?トーン&マナーを意識するにはデザインが成り立つ要素を理解する必要があるかと思います。
カラー
デザインの印象を左右するものにカラーがあります。例えば、赤といっても明度が高い低い、彩度が高い低いなどひとつの色をとってもたくさんの種類があります。使う色の数も自由に選択ができるデザインでは使うカラーを統一する必要があります。
フォント
次にフォント(書体)です。フォントも明朝体とゴシック体など種類があり、そのなかでも表現したい印象にあわせて、豊富な種類のフォント中から選ぶ必要があります。またフォントにはウェイト(太さ)というものがあり、ウェイトによっても与える印象が変わって来るので注意が必要です。
ビジュアル
デザインをする上で、写真を主に使うのかイラストを多様するのかでも印象というのは変わってきます。どちらを主に使うのかなど割合を意識したり、写真なら構図や光の当たり方、イラストなら色や線幅など出来ている素材の要素に目を向ける必要があるかと思います。
なぜトーン&マナーが大切なのか?
なぜトーン&マナーを意識してデザインをする必要があるのかというと、それは全体のトーンを揃え一貫性のあるデザインを作ることにより機能性を高め、個性をだす事ができるからです。つまりユーザーにとって閲覧しやすく、認識しやすいデザインを作ることができます。また、使用するトーンを限定し統一することで企業としてのブランディングの効果を高めることもできます。
使用するもの使用しないものを決める
トーン&マナーを作るにはまず使用するもの使用しないものを決める必要があります。使用するものを断定する作業を行い、ルールを作り明確にすることによりいろんな人が関わったとしてもぶれることのないデザインを行う事ができます。
まとめ
統一感がありルールがしっかりとしているデザインは、ユーザーが利用しやすくする為の要素のひとつだと思います。なんだかまとまらない、上手く選択ができないという方はトーン&マナーが整っているのか再度確認してみてもいいかもしれません。