役割を理解して活用する Webサイトをテンプレート化するメリットとは
2022.09.18Web
目次
最近よく目にするのが雛形が用意されておりその中でパーツを組み合わせてWebサイトを作るというサービスを見かけます。テンプレートと聞くと簡易的だったり形にはまったデザインしか作れない印象をもたれる方もいるかと思いますが、実際のWebサイト制作でもテンプレートは重要な役割を果たしているかと思います。今回はWebサイトでテンプレートを活用するための注意点するポイントを紹介しようと思います。
Webサイトでテンプレートって必要なの?
テンプレート化することで効率的になるのはページ数の多いWebサイトを作るときだと思います。ある程度のテンプレートを作成し流用することで構築にかける時間を短縮し効率的にWebサイトを作ることもできます。またテンプレート化をし最初にカタチを決めることで全体的に統一感のあるWebサイトを作ることができます。
テンプレート化することのメリットとは
デザインでいうとテンプレート化することにより自由度は減るかも知れませんが、ルールが明確になることによりレイアウトや配色にかける時間が短縮され、コンテンツの中身を精査する時間に割り当てることもできます。誰でも簡単にページを作ることができ新規ページ作成や更新を手軽に行う事ができます。またテンプレート化していれば大がかりな変更もテンプレートの変更だけで行うこともできる場合があるので構築した後も有効活用することができます。
どこまでをテンプレート化するのかを判断する必要がある
テンプレートを作成する時の注意点としてどの部分をテンプレートとして活用するのかを事前に決めておく必要があります。かっちりと固定されたテンプレートにするのか自由度のあるテンプレートにするのかをクライアントに確認し、作成者に共有しお互いに理解しておくことが重要です。どれくらいの自由度が必要なのかはページの構成や今後の運用時のことも想定して決める必要があります。
運用を考えたパーツ作り
またパーツを作成する上でも一定のページでしか使えないような作り方をするのではなく、小さい単位で分類できるような独立したデータ構築で作成する必要があります。パーツごとが依存しあう関係でできているとテンプレートを活用する時に臨機応変に使用することができず使いにくいテンプレートになってしまいます。また作成をお願いする側はどういうシチュエーションで使用されるかを想定し作成する人に共有しておくことも大切です。
まとめ
テンプレートを使うというとデザインが共通化されて単調になるや手抜きのように感じる方もいるかもしれませんが使い方次第だと思います。テンプレートのメリットとデメリットを理解した上で状況にあわせて選択する考え方が大切なのかと思います。