なんとなくで作らない。効果的なWebサイトの作り方
2020.08.19Web
目次
Webサイトを作るという依頼があった場合に、見た目が古いので新しくしたい、Webサイトを持ってないので作りたいというご依頼を受けることがあります。その時に、上記のような理由だけで制作に取り組むことが効果的ではないと感じることがあったので紹介します。
Webサイトを作る前に自社のことを理解する
私は、Webサイトを作る前にしっかりと自社のことを分析し、理解する必要があると思っています。
では、なぜWebサイトを作る前に自社を分析する必要があるのでしょうか?そもそもWebサイトを作るということは商品を売りたい、サービスを利用してもらいたいなどの目的があると思います。物が溢れている時代、インターネットで物を買うのが当たり前になってる世の中で、消費者は値段かその会社の特徴でしか物事を選ぶ基準がなくなってきているかと思います。少し調べれば競合がたくさん出てくるネット社会で、お客様に選んでもらうには他社との違いを明確にし、強み(独自性)を追及していく必要があるのではないでしょうか?
強みとは作っていくもの
あなたのサービス・商品の強みは何ですか?すっと答えることはできるでしょうか?商品・サービス=○○というのがすぐに答えられないということは、お客様、市場において目につく物がないのと同じことだと思います。会社においても同じことが言えます。
そして、強み(独自性)というのは、自分たちで作るものだと思っています。誰もやっていないサービスなら別ですが、競合が沢山いるのであれば、市場を分析し、競合を分析し、自社を分析することで、自社が一番になれるポジションを明確に定義し積み上げていく。強みとは意図的に築いていくことが必要なのではないでしょうか?
・顧客(市場)を分析する
・競合を分析する
・自社を分析する
最初がガタガタだと積み上げるのが難しい
なぜこのような話をするかというと、Webサイトとは積み上げていくものであり、目的がしっかりと決まっていない上でコンテンツを増やしたり、オウンドメディアなどの施策を積み上げてもぶれが生じやすく、成果を産み出すのが難しいからです。
具体的な目的を認識するからぶれない施策がうてる
デザインやコンテンツ制作、解析などお問い合わせ(コンバージョン)を上げるための施策はたくさんあります。しかし、それらの施策が効果を発揮するのはしっかりとした目的があってのことだと思います。なんとなく上手くいかない、成果が上がらないがどうしていいかわからないという悩みは、一番大切な部分を考えず、なんとなくで進んでいるからではないでしょうか?
まとめ
・Webサイトを作る前に顧客、競合、自社を分析する
・自社の強みを作る
・目的を認識する
「今の現状を変えたい→Webサイトを作る」という思考の順番ではなく、「こうゆう風になりたい(目的)→Webサイトを作る」の思考の上でWebサイトを作った方が効果的だと感じることがあったので紹介しました。