Webデザイナーが自分のサイトを作るメリット

2020.09.20Design

目次

Webデザイナーが自分のサイトを作るメリット

自分のWebサイトを作って4ヶ月ほどたちましたが、自分のサイトを持つことのメリットを紹介しようと思います。

メリット1 アウトプットの機会が増える

自分のサイト、またはポートフォリオサイトなどを持っていると、新しい記事や作品を更新する機会があると思います。
私の場合は記事を書いてるのですが、いままでは仕事でデザインを行う時でしかアウトプットする機会がなかったのですが、記事や作品紹介など簡単に自分のことや考えを発信する事ができます。

また記事を書くときに、伝えたいことは何かテーマを決め、それに対して考え、しっかりと調べ発信するという行為は、デザインを行う作業と似ていて、考える練習という意味でもメリットになります。

メリット2 インプットするようになる

自分のサイトを持つということは、発信する=アウトプットだと思われるかも知れませんが、作ってみてわかったのは、インプットする機会も増えたということです。

記事を書く・新しいコンテンツを増やそうとするときに必ず、他のサイトはどういう風に打ち出してるのかなど、競合調査や正しい情報を発信する為に、なんとなく知っていることも再度調べたりする事があります。その行為がインプットに繋がっていると思います。
また記事を書くにもテーマがなければ書くことはできません。日常の些細なことに目を向ける癖がつき、情報に敏感になったと思います。

メリット3 ユーザー側の視点に立てる

お仕事でWebのデザインを行っているときは、ユーザー(使う人)のことは想像やクライアントの意見を基にしか、考えることが出来ないかと思います。

しかし、自分のサイトを持っていると日常的にサイトと接する機会も多くなり、ここが使いにくいなとか、こういう見せ方の方が伝わるのではないかとユーザー側の視点で考える事ができます。

メリット4 仮説・改善・検証を体験できる

PDCAという言葉を聞くと思うのですが、自分のサイトを持っていると、こうした方が見やすいかなや、どうしたら閲覧してもらえるだろうと考え、改善し、その結果をgoogle アナリティクスなどで検証する。

一連の内容を体験でき、自分の仮説に対する答え合わせをする事が出来ます。自分のサイトということもあり、より深く速やかに仮説~検証までを繰り返す事ができるのも利点だと思います。

メリット5 提案に説得力が増す

Webサイトを作るということは、ブラウザに表示されるサイトを作ればいいというものではありません。デザイン、コーディング、seo、オウンドメディアなど、いろんな要素が集結してひとつのサイトが出来上がります。

こうした方がいいという情報はネット上にたくさんのありますが、それがどれ程の効果があるのか、ほんとうに参考にした方がいい情報なのかというのは、実際に体験しないとわからないと思います。たくさんの情報を自分で体験し、自分のものとした上で提案する方が説得力が増すのではないでしょうか?

まとめ

デザインとは形や見せ方をキレイにするだけの仕事ではないと思っています。実際に運営する人や閲覧者のことを考えて作るという意味でも、自分のサイトを作り、運営し、体験してみる必要があるのではないでしょうか?