Webサイト制作におけるスケジュール管理の目的とは
2023.01.29Web
目次
Webサイトを制作する時、大体のスケジュールを作成して進行していくかと思うのですが、なぜスケジュール管理が必要なのか、スケジュール管理でどういう所に気を付ければ良いのかを紹介しようと思います。
Webサイト制作でスケジュール管理をする目的
なぜWebサイトを制作する時に最初にスケジュール表を作成しておく必要があるのかというと、Webサイトを作るのに1ヶ月~3ヶ月ほど長い期間が必要でその間にやるべきこともたくさんあるからです。
公開までの流れを明確にし、クライアントと制作側(ディレクター、デザイナー、コーダー)が今やるべきことは何なのかを見える化し、現段階で自分が何をするべきなのかを共通認識する為にスケジュール表を作成する必要があります。
スケジュール管理で意識するべきこと
では具体的にスケジュール表を作成した時にどのようなことに気を付ければいいのでしょうか?
スケジュールは遅れるものと認識する
大体の目安でスケジュール表を作成したとして、クライアントの確認の都合や、原稿の準備など様々な理由でスケジュール通りに進まないことがよくあります。なので一番最初に決定するスケジュールは遅れても良いように余裕を持たせて作成することが大切です。
コミュニケーションをとる共通認識のツールとして利用する
Webサイトをスムーズに制作する上で大切なことはクライアントと同じ目的を持った上でコミュニケーションをとることです。全体像を共有し、いつまでにこれをしないといけないや、現状がどうなのかなど話し合うときの共通認識のツールとして利用することで、コミュニケーションをスムーズに行う事ができます。
誰がボールを持っているかを明確にする
またスケジュール表に細かくタスクを明記することにより、確認期間はどれぐらいなのかや、原稿はいつまでに用意する必要があるのかなど、どちらにボールがあるのかをはっきりとさせることで、やるべきことが明確になりスムーズに進行することができます。
まとめ
Webサイトとは公開して閲覧してもらえてこそ意味があると思っています。公開の時期が遅れる理由のひとつに原稿や確認など小さな出来事が少しずつ遅れて全体のスケジュールが遅れるという事があります。クオリティをあげるためにスケジュールが遅れるのは仕方ない部分もあるかも知れませんが、一人一人の意識の持ち方で解決できる部分も多いのではと思っています。その為には、スケジュール管理をしっかりとする事が大切なのではないでしょうか?