Webサイトにおける要件定義の重要性とは
2023.08.27Web
目次
Webサイトなどをリニューアルするときに用いられる要件定義ですが、今回は要件定義の重要性を紹介しようと思います。
要件定義とは
要件定義とはWebサイトを制作を前にクライアントの要望や必要な仕様、システムなどを確認しまとめる作業のことをいいます。依頼をする場面では目的が具体的ではなかったり、仕様上難しい案件だったりと目的があやふやな場面も多々あるかと思います。そんな時に、要件定義をしっかりと作りお互いに認識のずれをなくした状態で制作を進めることでよりクライアントが求めるWebサイトを作る事が出来ます。
同じ認識の上サイトを作ることの重要性
同じ認識の上でWebサイトを作ることの目的としては、Webサイトというのはいろんな人が関わり長期的なスケジュールでサイトが出来上がります。最初に認識のずれがあると積み上げていったものが無駄になったり一からやり直さなければならないことも起こります。スムーズに仕事を進めるためにも要件定義を作り、同じ認識のもと仕事を進めることが大切になってきます。
要件定義で確認しておくべきこととは
それでは、要件定義で確認しておくべき事を紹介しようと思います。
課題の確認
Webサイトをリニューアルするということは現状に課題があり目的があるかと思います。事前にメールや文章で課題を伺っていたとしても再度確認をすることが大切だと思います。目的の認識がずれていたら、どれだけ見た目のいいデザインを提案したとしてもクライアントの課題を解決することはできないからです。
ターゲットの確認
サイトを作る上で誰のための作るのかというターゲットの確認も重要な項目のひとつです。ターゲットによってサイトの構成等も変わってきます。何を目立たせるのか?CVは何なのかをはっきりとさせることで、よりクライアントの要望を叶えることのできるWebサイトを制作することができます。
サーバなどのインフラ確認
他にもサーバやドメインなどのインフラ情報を確認することも大切です。サーバやドメインについては制作会社が用意するのか、クライアントの方で準備ができるのか事前に確認しておくことが大切です。
納期の確認
認識のずれとして起こりやすいのが公開日の認識のずれがあります。サービスサイト等であればいつまでにリリース等の状況により公開日をずらせない等ということもあります。スケジュール通りに進めることが一番ですがボリュームの多いサイトの場合、スケジュールが伸びる可能性もあります。クライアントが希望している納期がどれぐらいの比重の話なのかを確認することで、その後の制作の進行の仕方や、スケジュール交渉もしやすくなります。
まとめ クライアントが本当に求めるものは何を認識する
Webサイトとは課題を解決するための道具のひとつだと思います。だからこそ事前にわかっている物や要望をしっかりと理解し、デザインや仕様など本当にクライアントが求めるものは何なのかをはっきりさせることでより深い話し合いやデザインができるようになり、よりよいWebサイトを作ることができるのではないでしょうか?