いまデザイン会社に求められることとは
2021.01.15Design
目次
デザインの世界に何年もいるのですが、最近クライアントが求めているものに変化が出てきたように感じます。クライアントがデザイン会社に何を求めているのかを書いてみました。
〇〇を作ってほしいの時代の終わり
世の中の風潮として、最近デザインの依頼や相談を聞くときに、Webサイトや紙媒体など個別の相談から入るのですが、最終的にSNSの活用や今後の方針など垣根を越えて相談を受けることが増えてきたように思います。
求められるデザインの領域が広がっている
クライアント自身もデザインやブランディングなど効果を理解しており、単発の施策ではなく会社として変化をしていく必要があると感じている会社も多いのではないでしょうか?
Webサイトやチラシなどの目先のツールを求める会社は少なく、デザインやブランディングを通じてWebサイトやSNSなどのカテゴリーを越えて情報を発信し、企業の発展や成長を共に作っていくことのできる会社をを求めているのではないでしょうか?
いま求められていることとは
では具体的にどういうことをクライアントが求めているのでしょうか?
一緒に会社を育ててくれる会社
会社の発展のためどうすればお問い合わせや企業のブランディング力の向上のために何ができるかを一緒に考え提案してくれる会社
長期的に付き合える会社
Webサイトを作ったとしてもコンテンツの制作や解析、改善などの運用作業、または自社のYoutubeチャンネルやSNSなどを活用したプロモーションなど幅広い分野で、長期的に付き合っていける会社
的確なアドバイスをしてくれる会社
いざ自分達でコンテンツを作ったり、状況発信をしようとした時にどうすれば良いのかがわからない、方法がありすぎて選ぶことができないという事があります。そんなときにしっかりと相談にのり自分事として的確にアドバイスができる会社
いま求められているのは共創するデザイン
つまりクライアントの課題や問題を自分事のように感じ、改善策を一緒に考えてくれるパートナー的な存在がいま求められているように感じます。デザインというものを使い、共に考え、共に作っていける共創するデザインが求められているのではないでしょうか?
まとめ
時代が変わると共にクライアントが求めることも変わってきます。デザインの領域でも同じ場所に留まるのではなく、世間のニーズに合わせて自分達をアップデートし変化する力が求められているのではないでしょうか?