相手が求めていることを理解することで信頼関係を築く
2023.01.08Design
目次
Web制作やグラフィックの仕事をしているとクライアントと上手くコミュニケーションをとれていると感じる人と、なぜか意見がぶつかり合ったりケンカ口調なやり取りを繰り広げる人とがいるのを目にします。なぜそのような違いがあるのか?今回はデザインの仕事においての信頼関係の重要性とその理由を紹介しようと思います。
なぜデザインの仕事において信頼関係が重要なのか?
それは、ほとんどの仕事というものは人と人とのコミュニケーションがあって成り立っているものだからだと思います。いい成果を上げるためにはお互いが同じ方向を見て最善策を話し合うあうべきですが信頼関係がないと疑いや不信感などにより、そういった行動も少なくなってしまいます。クライアントと信頼関係を築くことによりコミュニケーションを円滑に進め、相手の思考や行動をプラスに変えることで、できることを多くし成果に繋げやすくなります。また成果に繋がったり効率的に仕事を進めることでありがとうと感謝をされることにより信頼関係を築いていくことも可能です。
相手が求めている物を理解し、想定以上のものを提供することで信頼関係を作る
では、どのように信頼関係を築いていくかというと一番は相手を理解し相手が求めている以上のものを提供するということだと思います。それはスピード(納期)であったり、デザインのクオリティであったり正確性であったり様々あるかと思います。お問い合わせが増えたり、スムーズなやり取りができたことで仕事の負担が減ったなど、相手にとってどういう行動をすれば喜んでもらえるのか(プラスの価値を提供できるか)を考え行動することで信頼関係を生むことができるのではないでしょうか?その為にはまず相手を理解するということが一番なのかと思います。
最初からベストをつくすことで信頼関係を築いていく
また、信頼関係を築く上で大切なことは最初からベストをつくすということだと思います。最初の段階でどれだけいい印象を与えるかでその後の状況も変わってくるかと思います。一度作られた印象や壊れた信頼関係を取り戻すのは難しいかと思います。この人はこういう人だとダメな印象を与えるとそれを塗り替えるのは倍の力がいります。だからこそ変な印象を持たれる前に最初から自分の中のベストを尽くし、いい関係を築いていく事が大切なのではないでしょうか?
どんな人と仕事をしたいか?を考えて行動する
信頼関係と言っても何をすればいいかわからないや、あの人とはそもそも合わないという場合でも自分から歩み寄る事が大切だと思います。何となくでいいやや、この人嫌だなぁとか、そういった感情を持った上での行動は相手にも伝わってしまいます。大切なのは自分がどんなことをされると嫌なのかを知ることだと思います。自分がされたら嫌なことをせず、逆にどんな人と一緒に仕事をしたいかを考えて行動すれば自ずといい関係を築く事ができるのではないでしょうか?
まとめ
信頼関係とは小さなことのひとつひとつの積み重ねだと思います。ミスや些細なことで簡単に信頼を失ってしまうことがあるケースもあるかと思いますが、それを次にどう活かすかなのではないでしょうか?いろんな経験をするからこそ相手の立場にたって物事を考えられるようになり、柔軟に行動ができるのかと思います。形や数値で計れるものではないからこそ親身に向き合う事が大切なのではないでしょうか?