プロのカメラマンは何が違うのか?

2024.08.11Photo

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プロのカメラマンは何が違うのか?

この間ハイボールの広告写真などを手がけた有名な写真家さんにプロフィール写真を撮ってもらう機会がありました。現在は個人でやっているようなのですが写真を撮る身として写真を撮ってもらう体験や経験のある人の考え方が勉強になったので紹介しようと思います。

プロのカメラマンは何が違うのか?

実際にプロカメラマンに撮影をしていただき普段撮影している写真と何が違うのかを考えてみました。プロのカメラマンはライティングやポージングといった高度な技術を持っているのはもちろんですが、それ以上に優れているのがコミュニケーション能力だと思いました。カメラやライトのセッティングなどの技術を駆使するだけでなく被写体との会話を通じてリラックスできる環境を作り、その人の魅力を自然な表情やポーズで引き出すのが上手だと思いました。また、どんな写真を撮りたいのかが明確に頭の中にあり、それを実現するためのコミュニケーションも的確であるのを感じました。

自然な写真には自然なコミュニケーション

自然な写真を撮影するためには自然なコミュニケーションが重要です。カメラを向けられると多くの人が緊張してしまい、その緊張が写真にも表れてしまいます。プロのカメラマンは会話や適切な指示で被写体の自然な表情や動きを引き出すのが上手です。撮影中の雑談や気軽なやり取りでリラックスした空間を産み出し、その中で生まれるリアルな表情が魅力的な写真を生み出すのだと感じました。

撮られる側を経験することで被写体の気持ちを理解する

撮影する側からすると表情や構図などに集中しがちですが実際に撮られる側を経験することで被写体の気持ちを深く理解することができました。カメラを向けられると緊張や不安を感じることがあります。実際に被写体として体験することでどういう場面でそういった感情を感じるのか、またプロのカメラマンはそういう場面でどういう行動をとるのかを知ることができました。撮る側だけでなく撮られる側の気持ちを理解することで被写体とのコミュニケーションの大切さを理解し、被写体が安心して楽しめるようなポートレート写真を撮る場合は活かしていこうと思いました。

商品ではなく体験で価値をどうやって作り出すか

最近はスマホのカメラは高画質になり、カメラの初心者でもYouTubeなどで簡単に知識を得ることができるようになりました。インターネットや技術の発展により誰でもきれいな写真を撮れるようになった世の中で何に焦点を当てどんな価値を提供するのかが大切なのかと思いました。単なる写真という物ではなく、撮影以外の接客やその場の雰囲気など顧客がその体験を通じて得る感動や喜びが価値になるのだと思います。自分たちが大切に考えることを基にそうした小さいことを積み重ね体現していくことにより違いを産み出すことができるのではないでしょうか?

まとめ

実際にプロの写真家に学ぶべきものは多かったかと思います。撮影のノウハウだけでなく被写体との向き合いかたや写真家としての向き合いかたなど目に見えない部分での気付きが多かったと思います。経験の多い人を見ることで気づきが生まれ、そのやり方をまねをしていくことで自分のスキルにしていこうと思います。そして回数を重ねてやることで自分なりのアウトプットも見つけていければと思いました。