スムーズなディレクションをする為に マイルストーンの作り方

2023.11.12Web

目次

スムーズなディレクションをする為に マイルストーンの作り方

Webサイトを作ったり、案件を進める時になぜか納品前にバタバタする、納品日時を伸ばして対応するなど、当初立てていたスケジュール通りに案件が進まないということを見かけます。今回はどうすれば計画通りに案件を進める事ができるのか、スムーズに案件を進める為のマイルストーンの作り方を紹介しようと思います。

マイルストーンとは

マイルストーンとはビジネスでは中間目標や大きな節目の意味で利用されます。マイルストーンを決めやるべき作業工程を明確にすることで、いつまでにタスクを終わらせるべきかの目安を作ることができます。

抽象的な事を具現化していく

なぜマイルストーンを作るかというとWebサイト制作とは最初はこんなことやりたいという抽象的な事から始まり、デザイン、構築を進めるに連れて具体的なものになっていくからです。それを最初のうちに具体的な内容に落としこむことでやるべき事がわかり、最初の段階から具体的に行動をすることができるのです。

決まっていないから決めないのではなく、決まっていないものを明確にしていく

最初の抽象的な段階ではマイルストーンを設定することができないと言う方もいるかもしれませんが、決まっていないから決められないのではなく、決まっていないものを明確にしていく姿勢が大切です。決まっていないのであれば、何をすることが必要かを考え主体的にマイルストーンを設定していくことが大切です。

マイルストーンの作り方

チェックポイントを明確にし決めるべき事を決める

マイルストーンをどこに設定するのかを悩むかと思いますが、マイルストーンを設定する場所は案件において重要なポイントや決めるべきポイントを中心に設定するといいかと思います。

マイルストーンからタスクを洗い出す

マイルストーンが決まったらタスクを洗い出します。マイルストーン(決めるべき事を)を中心に誰が、何を、いつまでに、どうするかを明確に洗い出すことで必要な工数が見え、やるべき事がわかるようになります。

ゴールから逆算する

タスクの洗いだしに迷ったらマイルストーンをクリアするためにどういう事をする必要があるのかゴールから逆算して考えてみるとタスクの洗い出しがスムーズにいくかと思います。

まとめ

案件をスムーズに進めるためには、決めるべき事を明確にし、その為にやるべき事を洗いだしタスクという形に落としこむ。決めるべき事は承認者に合意を取りひとつづつ形にしていくということが大切です。やるべき事を最初の段階で明確にし着実に行っていくことで迷いのないディレクションを行うことができるのではないでしょうか?