人気韓国ドラマ「梨泰院クラス」からみるリーダー像とは
2020.07.26Other
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NETFLIXでも配信中の日本でも大人気の韓国ドラマ「梨泰院クラス」。その主人公のパク・セロイのリーダーとしてのあり方が、実際の社会でも通じることがあると思い書いてみました。
梨泰院クラスとは
梨泰院の街を舞台に、主人公である正義感の強いパク・セロイ(パク・ソジュン)が仲間とともに、お金や権力を使って思い通り人を支配する、大手飲食会社チャンガのチャン会長(ユ・ジェミョン)に対抗していくサクセスストーリー。
まっすぐで正義感の強い主人公パク・セロイ
チャン会長の息子によって、父を亡くすパク・セロイですが、復讐という目的の元に生きる意味を見出します。全てを無くし0からのスタートですが、「信念を持って生きろ」という尊敬する父の言葉を胸に、いろいろな逆境に立ち向かいます。また、そのまっすぐで人想いな性格やは関わった人影響を与え、たくさんの仲間たちに慕われます。また、社長(リーダー)としての立ち振る舞いなど、ビジネスとしての才能も開花させていきます。
梨泰院クラスから学ぶ「リーダーに必要な要素」とは
私がこのドラマをみて感じたのは、リーダーに必要なのは自分の中に信念があるかどうかだと思いました。信念のある人は、妥協のない方が多いと思います。仕事に対して、しっかりとした判断軸をもち、その軸に対して判断し、決断する。魅力的なリーダーとそうでない人との違いは、判断軸を持っているかどうかだと思います。
これは、ドラマだけの話ではなく、実際の社会においても同じことが言えるのではと思いました。私の周りにも自分の信念のある方を見かけます。創ることにたいして、妥協のない人。困っている人を、いつもサポートをしてくれる人。時間やスケジュールに関して正確な人。
こういう自分の判断軸のある方と仕事をしていると、自分もしっかりと出来ているのかと、考えさせられることも多くあります。リーダーというのは、上に立って指示を出すのが大事なのではなく、自ら行動で示し、周りの人に影響を与える信念が大切なのだと感じました。
間違えないかではなく、ベストを尽くしたかどうか?
物事を判断するとき、どうすればいいのか悩むことはあると思います。どうすることが、正しいのか、これで良かったのか?私は判断をする上で、間違えないことがいいことだとは思ってはいません。大切なのは自分のベストを尽くせたかどうかだと考えます。これで、間違ってても責任がとれる。悔いはないと思えるまで、考えれているかどうかだと思います。
任せるということ
また、リーダーとして大切だと思うことは、人に任せれる事ができるかどうかだと思います。やはり、自分のやり方を押し付けても、出てくる答えというのはそれ以上になることはありません。チームとしてやるのであれば、ひとつひとつに口出しをするのではなく、一人一人に任せるという考えも必要なのではないのでしょうか?
まとめ 商売で最も大事なのは人と信頼
梨泰院クラスはドラマの話ですが、実際の社会でも通じることはあるのではないでしょうか?仕事をする上で、人と関わらずに仕事が完結するということはまずありえません。仕事と割りきることもあるかと思いますが、一緒に働く仲間や、お客様とのやりとり、相手を想い行動する。ビジネスにおいて、大切なのは人と信頼ということを、改めて考えさせられるドラマでした。