ユーザーの求めるものは何か?検索意図から逆算する
2022.06.12SEO
目次
検索意図(インテント)とはSEO対策をする上で、Googleなどの検索エンジンに対して入力するキーワードをどのような状況や、感情で入力し検索したのかを読み説くということです。検索意図を読み説くことでコンテンツを作る時にユーザーのニーズに合わせた情報を発信することができます。
4つに分類できる検索意図(インテント)
検索意図はKnow、Go、Do、Buyという4つのクエリ(検索の為に使った単語やキーワード)に分類することができます。また、それぞれの種類によって検索の目的が違うのでそれぞれのタイプの傾向を理解しておくことも大切です。
Knowクエリ(知りたい)
例「検索上位 SEO」「Googleアナリティクス 見方」など
Knowクエリは情報を知りたい、問題を解決したいという検索意図です。ユーザーが抱えている問題を解決するための情報が分かりやすく細かくまとめられている事が重要です。ただ商品の申し込みや購入といったコンバージョンには繋がりにくい傾向にあります。その反面、検索の上位を狙ったりアクセス数を増やしやすい為、ブランディングとし利用したりセミナーなどに繋げて別の形でコンバージョンを狙ったりなどの考えが必要になります。
Goクエリ(行きたい)
例「歯医者 地域名」など
Goクエリは特定のサイトや場所などに行きたいという検索意図です。検索結果に地図が表示されるケースが多くユーザーも目的意識の高い検索行為となります。地域名と検索されることが多く、Googleマイビシネスに登録して表示するなどの対策が可能です。
Doクエリ(したい)
例「ホームページ リニューアル」「サイト 分析方法」
Doクエリはこういう事がしたいという行動意欲をもった検索意図です。検索後に行動に移す可能が高くお問い合わせや資料などに繋がりやすいクエリとなります。自社のサービスや商品の特徴や強みをコンテンツ内に入れておくことでユーザーの興味を惹くことが可能です。
Buyクエリ(買いたい)
例「有料 テンプレート」「キーボード 5千円」
Buyクエリは特定の商品などを購入したいという検索意図です。口コミや他社比較など商品を購入する前の情報収集で使用することが多く、コンバージョンに繋がりやすいクエリとなります。競合他社が多く広告を利用して検索結果の上位を獲得している企業もあり、SEOで上位を狙うのは難しいです。
コンバージョンから逆算してコンテンツを作る
コンテンツを作る目的は商品の特徴や強みを知ってもらいお問い合わせや商品購入のコンバージョンに繋げることだと思います。ただ単にコンテンツを増やすのではなく、目的を持った施策を行う事が大切なのではないでしょうか?検索意図を理解し何を目的として検索されるのか、どういう経路でコンバージョンに繋がるのかをイメージする事が大切なのだと思います。
まとめ
コンバージョンを意識するということはユーザーファーストではないかと思われるかもしれませんが、本当にユーザーが求めているものは何かを理解しその解決策を提示する。その思考がユーザーにとっても私たちにとっても最適な行動なのではないでしょうか?