グラフィックデザイナーがWebデザインをはじめてわかったこと

2020.09.27Design

目次

グラフィックデザイナーがWebデザインをはじめてわかったこと

私は元々グラフィックのデザインを主に仕事をしていました。自分の作ったデザインが紙に印刷され、紙の風合いなどもプラスされ実体感が産まれる瞬間がすごく好きでした。そんな私がなぜWeb業界に足を踏み入れたのか、踏み入れてどうだったのかを紹介しようと思います。

グラフィックデザイナーが、なぜWebのデザインを始めたのか

グラフィック(紙媒体)の仕事をしていた私がなぜWebの業界に進んだのかというと、視野(自分の出来る範囲)を広げたかったからです。印刷会社は自社でデザインを行うようになり、また素人の方でも自分でチラシなどを作れる時代となり、だんだんと紙媒体の仕事が減ってきているなというのは、肌感覚で感じていました。Web業界が伸びているということもあり経験はありませんでしたがWeb業界に足を踏み入れることにしました。

グラフィックデザイナーが、Web業界に入る前にやったこと

Web業界といっても、デザインとコーティングなど色々あるかと思います。デザインだけできるよりも、コーディング(Webサイトが出来てからの更新作業)も自分でできた方が収入源が増えると思いコーディングの勉強を始めました。

初めての方でも1から学べるプログラミング学習サービスがいっぱいあります。私はProgate(プロゲート)を利用し、最初は理解できなかったcssも理解できるようになってきました。コーディングを初めてやる人にとっては、記述するのは難しく感じると思いますが私が思ったことは、まずやってみることが大切だと感じました。学習サービスでもサイトを作るでもいいのですが、まずは手を動かす事が一番の学習方法だと実感しました。

Webデザインをしてよかったこと

Webデザインをしてよかったと思うことは、やはり選択肢が増えたことだと思います。情報を伝えたい、広めたいと思ったときに紙だけでなくいろんな選択肢の中から選べ、またトータルで提案もできるようになったのがよかったと思いました。

他にも、以前よりデザインの幅が広がったのではないかと思います。Webサイトは平面を見せるだけでなく、動きの要素もプラスされます。マウスオーバなどもそうですが、After Effectsで動画を編集したりgifアニメを作ったりと、いろんなことに挑戦する事ができました。

やるべきことは変わらない

グラフィックからWebデザインの業界に踏み込む時は、色々と覚えることも多いのだろうと不安はありましたが実際にやってみて、やるべきことは変わらないのだなと感じました。クライアントのことを理解し、情報が伝わるように整理し、閲覧者が求めている情報がスムーズに見つかるようにカタチにする。デザイナーであるかぎり、グラフィックだろうとWebデザインだろうと目的は変わらないので、やるべきことは変わらないのだと実感しました。

今回はグラフィックデザイナーだった私がなぜWebの業界に入ったのかを紹介させていただきましたが、新しくWeb業界に踏み入れようと考えている人、または現在やっている人の何かの参考になればと思います。