いい写真って何だろう?
2024.09.15Photo
目次
写真を始めて約3年がたち、いろんな写真を撮ってきました。それと同時にいろんな写真を見たりカメラマンの人と話したりセミナーに行ったりした中でいい写真とは何だろうと考えることが多くなりました。今回はいい写真って何だろうということについて紹介しようと思います。
写真はコミュニケーション。誰のための写真かを考える
「いい写真」の定義はさまざまですが、写真を撮る際に最も大切なことは被写体への配慮だと思います。自分本位で撮影した写真は被写体の表情や細部にその背景が現れてしまいます。大切なのは被写体の気持ちに寄り添い、相手が望まない写真を撮らないことだと思います。特にポートレートや人物写真では相手との信頼関係が自然で魅力的な表情や瞬間を引き出すのには重要です。自然で魅力的な表情を引き出すためにはリラックスした雰囲気を作り出し、相手の気持ちを理解することでいい写真を撮ることができます。被写体に対してリスペクトを持ち相手が不快に感じる表情や意図しない形で撮影されないように配慮することが信頼関係を築く基盤となり、その結果自然で魅力的な写真を撮ることができるのではないでしょうか?
正しい知識を身につける
また、いい写真を撮るのに正しい知識を学ぶことは重要です。カメラの操作方法から始まり、構図、光、レンズの選び方まで基本をしっかりと理解し最適な設定や機材を選択することがクオリティの高い写真を撮る上でかかせません。間違った設定やレンズを使用するとそもそもクオリティの高い写真を撮影が難しかったり理想的な写真が撮れなかったりします。まずは原理・原則を知るがいい写真を撮る上で基本になってきます。
レンズのことを知る
焦点距離、開放絞り値、ボケ効果、ピントなどレンズの特性を理解することで自分が撮りたい写真の表現方法が大きく広がります。撮りたい瞬間を写真に残せるようにレンズのことを知ることが重要です。
光を知る
光は写真において最も重要な要素です。光の強さや方向、色温度によって写真の印象は大きく変わります。自然光の柔らかさや、逆光で生まれるドラマチックな効果など光の使い方を理解することで写真での表現の幅が広がります。
レタッチを知る
正しいレタッチを知ることは写真の仕上がりにおいて非常に重要です。色調や明るさの調整、コントラストの強化、不要な要素の除去などを適切に行うことで写真のクオリティが向上します。過度な加工を避け被写体の自然な魅力を引き立てることが大切です。
細部にこだわる
写真において細部にこだわることは作品のクオリティを向上させる上で重要な要素です。たとえば小さなディテールや被写体の微妙な表情は感情を表現する上で不可欠で、ほんのわずかな瞬間の違いが見た人の印象を大きく左右します。写真で何を見せたいのか、何を伝えたいのかを明確に持ち撮影することで選択肢が変わってきます。細部へのこだわりは単なる技術的な観点だけでなく撮影者の意図や思いを反映させストーリーを表現することで見る人に深い感動や共感を与えるいい写真を撮ることができるようになります。
好きなものを撮る
いい写真を撮るためには自分が好きなものを撮影することが大切だと思います。自分が美しいと思った瞬間や興味を抱いた瞬間をそのまま撮影することで自分の視点が反映された写真を撮影する事ができます。興味や愛情があるからこそ被写体に対して注意深くなり細部にまでこだわることができるようになります。まずは自分が何が好きなのか、何に興味を惹かれるのかを知ることが大切で、自分の気持ちに素直になることがいい写真を撮るためには重要なのではないでしょうか?
まとめ
いい写真を撮るには知識や経験というものが重要だと思います。そのためには実際にたくさん写真を撮り、カメラのことや被写体のことを理解する事が大切だと思います。撮った写真を見返しながら何が良かったのか、何が改善できるかを考えることが大切で、いい写真を撮るためには自問自答しながら試行錯誤を続けることが重要なのだと思います。たくさん写真を撮りいろんな人の写真を見たり、いろんな人の話を聞いたりしながら自分のスタイルを確立していくことで、いい写真を撮ることができるようになるのではないでしょうか?