物事の本質を考える。目的を見失った施策をやってしまう理由

2021.01.17Marketing

物事の本質を考える。目的を見失った施策をやってしまう理由

日々の業務やWebサイトを運用するにあたって、目的があってやっているのかと疑問を持つことがあります。今回は、なぜ目的を見失った施策をやってしまうのか?なぜ目的よりも施策を行うことに意識がいってしまうのかを考えてみました。

実行することに意識がいき、本来の目的を見失ってしまう

こんなことありませんか?
・毎週の会議がマンネリ化している
・時間管理ツールを導入したが時間をつける事が目的になっている
・コンテンツマーケティングを始めたが記事を増やすことが目的になっている など

本来は社内の業務の効率化や売り上げのアップなどの目的で始めたが物が、いつの間にかその施策を行うことに意識がいきすぎて本来の目的を見失っていることをよく見かけます。なぜそのような事が起こるのでしょうか?

目的を見失ってしまう理由

行動することに慣れてしまう

最初は目的があって始める事が多いと思います。それが日々の業務となり、習慣化することでその行動に対して意識することが少なくなり、目的よりも業務をこなすことに目がいくようになるのかと思います。

日々の行動に対して疑問をもったり、考えることをしない

また、日々の業務に対して疑いや疑問を持つということを意識して行わないことも目的を見失った施策を行ってしまう理由かと思います。

やり方を変えない、アップデートしない

人というのは変化を嫌うものだと思います。自分のやり方や、習慣で業務を行うのは一番楽な方法で、それを崩したりアップデートするには強い気持ちが必要です。課題や問題があった時に、築いてきたものを崩したり、変える柔軟性がないとより良いものになることはないのではないでしょうか。

何のためにやるのかを意識することが大切

そもそも何のためにやっているのかということを考えて行動しないと成果につながることはなく、ただやっている気になっているだけの施策になってしまいます。自分達の行動や習慣に疑問を持ち、疑うことをしない限り成果につながることはないのではないでしょうか?

現状に満足して疑うことをしない限り、もっとこうした方がいいと思うなどのアイデアも出てこないかと思います。

物事の本質を考える

この事はデザインもWebサイトの運用や解析などすべてのことに通じることだと思います。目的は何なのか、何のためにやっているのかを意識しながらデザインをしない限りいいもの(成果につながるもの)は出来ないのではないでしょうか?

よく物事の本質を見極めるといいますが、例えばクライアントの要望・要件に対して、クライアントが求めているものは何なのか、なぜこの依頼があったのかなど、「なぜ」や「なんで」という疑問を持つことから始めない限り物事の本質を見ることは出来ないのではないでしょうか?

まとめ

今回は、日々の行動に対して目的を忘れないことや、疑問を持つことの大切さを書いてみました。習慣に対して疑問を持つことは難しいかもしれませんが、少し意識をするだけで違和感や疑問点は見えてくると思います。時間だけ使うだけの意味のない施策になるか、効果の出る施策になるかは、少しの意識の違いだけだと思います。せっかく時間を使ってやるのであれば、意味のある施策を行っていきたいですね。