Googleデータポータルで解析レポートの効率化を
2021.04.10SEO
解析をするときにクライアントに説明するため定期レポートを作成するかと思うのですが、Googleアナリティクスのデータをきれいに整えたり該当箇所を見つけたりと意外と手間だったりすることはないでしょうか?今回はデータを簡単に可視化できるGoogleデータポータル(BIツール)について紹介しようと思います。
Googleデータポータル(BIツール)とは
Googleデータポータルとは、Googleが提供するBI(ビジネスインテリジェンス)ツールです。無料で使用する事ができ、Googleアナリティクスやスプレッドシートなどの様々なデータと連携することで、グラフや表などで可視化できるツールです。ダッシュボードを利用し、必要なデータをまとめたり一覧で表示する事が可能なツールです。
Googleデータポータルで連携できるデータ
・Googleアナリティクス
・Google広告
・サーチコンソール
・YouTubeアナリティクス
・Googleスプレッドシート
・BigQuery など多数
Google アナリティクスのレポート作成で、Googleデータポータル(BIツール)を使った方がいい理由
解析に時間がかけられる
一番の理由は解析に時間をかけられる点です。解析とはGoogle アナリティクスを見てレポートを作る事が目的ではなく、サイトの現状を知りどういう施策を打つことがいいのかを考え伝えることが本来の目的です。レポート作成に時間を使うよりも施策をしたのであればその施策がどういう結果を産み出したのか、改善の余地はあるのかを考慮し次の施策を考えることに時間を使った方がサイトを良くなる為には大切だと思います。
目的に合わせてカスタマイズできる
解析といってもサイトごとに目的やターゲットが異なりGoogleアナリティクスで見るべきポイントが違ってくるかと思います。Googleデータポータルだとテンプレートもありますが独自でカスタマイズもできるので目的にあったレポートを簡単に作成するか事ができます。
データを視覚化できる
Google データポータルの一番の特徴ですがデータを分かりやすく視覚化してくれるというところです。解析レポートとして大切なことはデータをただ並べるだけではなく、そのデータで何を伝えたいかを示すことです。Googleデータポータルではグラフや図、表など目的に合わせた表現を選択する事ができ、目的にあわせて指標を組み合わせたグラフを簡単に作成する事が簡単にできます。
人為的なミスを減らせる
解析レポートを作るときにたまに起こるのが、Google アナリティクスのデータをキレイに見せる為にオリジナルのテンプレートに流し込みをしたりする時に、移し間違えなど人為的なミスが起きる場合があります。しかしGoogleデータポータルで一度テンプレートを作ってしまえば、日付を変えるだけで新しいデータを表示する事ができるので間違える心配はなくなります。
まとめ
解析の資料を作るのは時間がかかるかと思いますが、本当に時間をかけるべき場所は資料を整えるところではなく考える所だと思います。効率よく仕事をするためのアプリやツールがたくさんあるかと思いますが、Googleデータポータルもおすすめですのでよかったら利用してみてください。