想像しているデザインがでてこない デザインをお願いする時の注意点とは
2022.04.24Design
目次
デザインをお願いした時に「デザインがぱっとしない」「イメージと違う」など想像しているものと出てきたデザインが違うというトラブルはよく耳にする事だと思います。クライアントと制作会社、ディレクターとデザイナーなど関係性は様々かと思いますが今回はなぜ想像しているデザインと違うものが出てくるトラブルが起こるのかを紹介しようと思います。
同じイメージを持つことの難しさ
そもそもデザインに正解というものはありません。人により経験や考え方が違うなかで共通したイメージの成果物を作ることはとても難しいことだと思います。だからこそ認識違いで制作が進まないよう通常よりもコミュニケーションに気を配り、認識の相違を少なくする事が大切なのではないでしょうか?
なぜ想像しているデザインがでてこないのか?
目的が伝わっていない
そもそも制作を作る目的の共有がされていないということがあります。なぜそれを作るのか、作る目的やその過程の認識を共有することで方向性のズレを少なくすることができます。
イメージの共有が不十分
イメージを共有するときに、「信頼感のある」「かわいい」「優しい雰囲気」などのフレーズを使用して説明する事もあるかと思いますが、受け取り方は人によっても変わってきます。全体の雰囲気を伝える時により詳しく説明することで認識のズレを少なくすることができます。
提供資料の認識のズレがある
本来はイメージの共有でお送りした参考サイトや参考資料などをそのままデザインで再現される場合もあります。どういう意図で参考サイトを送っているのかの認識あわせを行うことでトラブルを避けることができます。
得意分野ではないデザインをお願いしている
デザイナーには得意なデザインテイストとそうでないものとが少なからずあります。デザインをお願いする時に想像しているデザインのイメージとデザイナーの得意なデザインがマッチするように依頼することでトラブルを避けることができます。
まとめ 認識の度合いを上げることが大切
想像しているデザインが出てこないという認識のズレは大抵はコミュニケーションが問題かと思います。デザインをお願いする側も依頼される側もいろんなタイプの人がいる中で、コミュニケーションの取り方や考え方も人それぞれです。どうすれば両者の認識のズレがなく成果物を作ることができるのか、デザインという正解がないものを作る上でお互いがそれぞれの得意なやり方を理解し、快適に仕事ができるようコミュニケーションを積み重ねる事が大切なのではないでしょうか?