キャッチコピーを作る上で大切なこと
2021.04.04Design
目次
チラシやパンフレットなどの紙媒体からWebなどのメディアで必ず出てくるキャッチコピー。1、2行の文章で表される事が多いのですが、要点を捉えて表現するのが難しいかと思います。今回はよく目にするキャッチコピーについて紹介しようと思います。
キャッチコピーとは?
キャッチコピーとは、チラシやパンフレット、広告などを作成するときにユーザーの関心を引くための言葉です。一番最初に目につく場合が多く、興味を持ってもらうのに重要な役割を果たします。
キャッチコピーを作る上で大切なこと
何を誰に伝えるのかを明確にする
キャッチコピーを作る時にまず誰に何を伝えたいのかを明確にする事が大切です。伝えたい人はどんな人なのか、どういう日常を過ごしているのか、何で悩んでいていて何を求めているのかなどを具体的にイメージすることでより、興味をもってもらえるキャッチコピーを作ることができます。
使われる用途にあわせて考える
また、どんな用途で使われるかを踏まえた上で作成するか作成する事が大切です。チラシやパンフレットなどで具体的に伝えた方がいいのか、それともイメージを優先して作成した方がいいのかなど、使われるシーンや状況を想定して作る必要があります。
わかりやすい言葉を使う
キャッチコピーというと奇をてらった言葉を入れないと思う人もいるかと思いますが、見た人に伝わらなければ意味がありません。カッコいい言葉や文字を並べるのではなく、キャッチコピーを見た人が日常的に使うような言葉で、シンプルに伝えることが大切です。
興味を持ってもらいやすいキャッチコピーを作るには
キャッチコピーにもいくつかパターンがあります。閲覧者に興味を持ってもらいやすいキャッチコピーのパターンを紹介しようと思います。
当事者目線で伝える
例「そうだ、○○行こう」
商品やサービス自体を紹介するのではなく、利用者目線で感想や利点を伝えることで当事者意識の印象を与えるキャッチコピーを制作することができます。
韻を踏んでリズム感を出す
韻を踏むことでリズム感が出て耳に残るキャッチコピーを作ることができます。キャンペーンや商品の代名詞として記憶に残るキャッチコピーを作りたいときに有効です。
数字を使って具体的に伝える
例「~で売上○○%アップ」
キャッチコピーに数字を入れることで、閲覧者に具体性がアップすることにより、訴求力のあるキャッチコピーを作成する事ができます。
ひらがな・カタカナ・ローマ字を意識する
同じ意味の表記方法でもひらがな・カタカナ・ローマ字によって伝わるイメージや、認識のしやすさ等が変わってきます。キャッチコピーは一番最初に目にする場合も多いので、細かな表現の違いにこだわる事が大切です。
まとめ
キャッチコピーを作る上でパターンや法則がいくつかありますが、やっぱり商品やサービスの事を理解した上で考えるということが一番重要なのではないでしょうか?ひとつひとつの表現にこだわる事でより伝わるキャッチコピーを作る事ができるのだと思います。