Webサイトのクオリティを高める、写真の構図について

2021.10.16Web

目次

Webサイトのクオリティを高める、写真の構図について

Webサイトを作るとき写真を使う機会がたくさんあると思うのですが、何を基準に写真を選んでいますか?今回は写真のイメージを決める構図について紹介しようと思います。

どういうイメージを持ってもらいたいかで、選ぶ写真が決まる

Webサイトで写真を使用するとき同じモチーフの写真だとしても、引きなのか寄りなのか、正面なのか斜めなのか、人物であれば視線が合うのか合わないのかなど、いろんな構図の写真の中から一枚の写真を選定するという作業を行うかと思います。そんな時に写真を選ぶ基準として閲覧者にどういうイメージをもってもらうかを意識して選ぶ必要があるかと思います。

主題と副題を考える

構図を意識して写真を選ぶ上で大切なことは主題と副題を考えて写真を選定することが大切だと思います。主題とは写真のなかで中心となるもので一番目がいく部分となります。それとは別に副題とは背景や飾りなどサブとなるものを言います。写真を選ぶ時は主題だけでなく、一緒に写っている副題にも意識を向け選定する必要があります。

構図によるイメージ

では、構図といってもどういうものがあるのでしょうか?代表的な構図をいくつか紹介しようと思います。

日の丸構図

真ん中に写真の主題を持ってくる構図。動きが少ないため平凡な印象になりやすい分、主題に何を選ぶかが重要となってきます。

シンメトリー構図

シンメトリー=左右対称の構図です。建物や人工物に多く、すっきりした印象やしっかりとした印象を与えることが出来ます。センターを意識してトリミングをすることが大切です。

三分割法

写真を縦と横の3分割し、3分割した上に撮りたいものを配置する構図です。中心からずらすことでスペースや背景を見せることができ、写真の広がりやストーリーをイメージさせることが出来ます。また、キャッチコピーなどの文字を入れるのにも有効的です。

使われる場所を考えながら選ぶ

写真を選ぶ上で構図も大切ですがそれと同時にどういう場所で使用するかも大切な要素です。下層ページのタイトル部分のような横の比率が高い部分で使うのか、それともサイトのサブ的な場所で使うのかなど使用する場面でも使うべき写真というのは変わってきます。一枚一枚単体で考えるのではなくサイトの全体像を考えながら写真を選ぶことで統一感のあるサイトができると思います。

まとめ

写真はWebサイトのイメージを左右する重要な要素だと思います。伝えたいことは何なのか、どういうイメージをもってもらいたいのかを閲覧者に正しく伝える為にも、写真の構図やどういう技法があるかを認知し最適な写真を選ぶという選択をすることが大切なのではないでしょうか?