Web担当者必見。写真の上手な選び方

2020.09.23Web

目次

Web担当者必見。写真の上手な選び方

自社のホームページの更新や、新規でコンテンツのページを作りたい。WordPress(cms)の普及によりWebサイトの更新で写真を選ぶ機会も増えたかと思います。

会社の方針で担当になったが、どんな写真を選べばいいのかわからない、写真を選ぶのが苦手というWeb担当者の方に向けた写真の選び方のポイントを紹介しようと思います。

いただく写真の素材が使えない or 使いにくい

なぜこのような記事を書こうかと思ったかというと、Webサイト制作、または記事・コンテンツの追加を依頼されたときにいただく写真の素材が使えなかったり、使いにくかったりする事が多々あります。

写真が使えずに他の案を出したり、改めて支給していただいたり、事前に知っていれば回避できるやり取りをなくすため、また何かの参考になればと思い書いてみました。

写真選びのよくある失敗

トップのビジュアルなのに、キャッチコピーが入ることを想定していない

よくあるのがトップページのビジュアルこれを使ってくださいといただく事があるのですが、画像としてはいい写真だとしても、余白がなく文字を入れるスペースがない、上に載せるのも難しいなど文字が入ることを想定せずに選ばれるケースが多々あります。

自分達で撮影する場合も、素材を選ぶ場合もキャッチコピーが入ることを意識するだけで、サイトのクオリティも変わってきます。

アップの写真を選ぶ

Webデザインを行うときに、いただいた画像をそのまま使うということはほぼありません。他の画像とのバランスを考えたり、構図を考えてトリミングをして使用しますが、アップの画像を選ばれるとバランスを取ることができず、そのまま使用することしかできなくなります。

デザインというのは、ひとつひとつの要素の積み重ねで全体のクオリティが決まってくるので、バランスの違う画像を選びすぎるとサイト全体のイメージも崩れてきてしまいます。

解像度の低い写真を用意する

解像度というと難しく感じるかも知れませんが、Webサイト上で使用する画像のサイズよりも小さいサイズの画像を選んでしまうため、画像を拡大して使用するしかないという事が起こります。

少しぐらいいいのではと思うかも知れませんが、高画質なディスプレイが溢れている昨今、拡大された画像は荒れが目立ち、サイトのクオリティを低下させる要因となります。

写真を選ぶポイント

伝えたいものが伝わっているのかを意識する

写真を選ぶ上で大切なことは、伝えたいものをイメージさせることが出来るかどうかだと思います。自分の好みで写真を選ぶのではなく、Webサイトの閲覧者の立場にたち、文章を読まなくても書いていることがイメージできるような写真を選ぶ事が大切だと思います。

テイストを揃える

デザインのクオリティを保つ上で大切なこととして、サイトのトーンや他の画像とのテイストや色調の似た写真を選ぶことで統一されたサイトを作ることが出来ます。

人物写真はより注意する

写真を選ぶ上で注意しなければいけないのが、人物写真です。同じような写真でも、ちょっとした表情の違いや、向いている方向、視線の先などで与える印象が全然変わってきます。

人とは表情から感情を読み取る力が長けています。それだけに人物写真というのはたくさんの情報を与えると共に、閲覧者の感性によって異なったイメージを与える可能性もあり、選定するときは注意が必要です。

まとめ

デザイナーもWebの担当の方も同じことが言えるのですが、何気なく使っている写真ひとつで閲覧者に与えるイメージが大きく変わってきます。

なぜかしっくりこない、なんとなくで選んでいる写真も少し意識すれば、クオリティが上がり全体的に統一感のあるサイトができるのではないでしょうか?