Webサイト制作をスムーズに、ディレクションをする上で気を付けること

2021.09.03Web

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Webサイト制作をスムーズに、ディレクションをする上で気を付けること

Webサイトを作る上で重要な役割を担うディレクターというポジションですが、クライアントとのやり取りや、スケジュール管理などやるべき事はたくさんあるかと思いますが、実際にどういう所を気を付ければいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか?今回はディレクションをする上で気を付けるポイントを紹介しようと思います。

当たり前と思う事を、当たり前にやるということ

ディレクターをする上で大切な事は、当たり前と思う事を当たり前にやるということだと思います。クライアントが求めるものは何なのかを理解し、クライアントや制作のチームとコミュニケーションを取ってサイトを制作する。何か特別なことやるわけではなく、わからないことがあればいろんな人に相談して解決し、認識のずれがあればコミュニケーションを取り共通の理解をするなど言葉にするなど、当たり前と思うことをひとつひとつ丁寧に行う事が大切なのだと思います。

ディレクションをする上で気を付けるポイント

クライアントはわからないということを知る

まず、クライアントはWebサイトを作る上で必要な知識を持っていないという事を認識する事が大切だと思います。コミュニケーションをとる場合にも、わからない程で話をする、足りなければ補足の説明をするなど心遣いが必要です。

予算内で、できることできないこと理解してもらう

また、CMS(Contents Management System)が一般的になってきたこともあり、自分達で更新作業を行いたいため、サイト制作を進めていくとクライアントからいろんな要望が出てくる場合があります。予算内で対応できるものかどうなのかを判断し、なぜできなのか追加の費用が必要なのかを理解してもらう必要があります。

システムをいれるときはより詳しく確認する

システムをいれる場合は仕様について詳しくコミュニケーションをとり、お互いの認識のずれをなくし疑問点を潰した状態で構築することが大切です。構築した後で、仕様が違うなどという事がないよう気を付ける必要があります。

ページ数の多いサイトほどルールを決めることが大切

デザインに関わることですが、ページ数の多いサイトを制作する場合は見出しやスペースの幅などサイトのルールを決めておく事でスムーズにデザインやコーディングを行う事が出来ます。

伝えるのではなく、理解してもらう

仕様などをクライアントに伝えるときにただ伝えるのではなく、なぜそうなるのかを理解してもらう事が大切です。理解してもらうことで同じような質問や修正指示を減らす事ができ、よりスムーズにサイト制作を進めることが出来ます。

コミュニケーションに必要な経験、知識、意識

Webサイトを作る上で大切なのはクライアントや一緒に作るチームでのコミュニケーションだと思いますが、濃厚なコミュニケーションをするためにはいろんな事を想定できる経験と、デザインやコーディングに対する知識、そして積極的にコミュニケーションを取る為の意識が必要なのだと思います。

まとめ

ディレクションのスキルを向上させたいと思う方もいるかと思いますが、スキルを向上するためには何かを勉強するのではなくたくさん経験をする事が大切なのだと思います。日々の案件の中で何を感じるか、何を意識しながら行動するかが大切で、小さな事の積み重ねが大切なのではないでしょうか?