ディレクターとして大切だと思うことを考えてみた
2023.06.25Web
目次
最近ディレクターとして何を大切にしていますか?と聞かれることがありました。自分自身を振り返ることになり、改めて自分の強みや、何をクライアントに提供できるのか?考えさせられる部分がありました。今回は私がディレクターとして大切だと思っていることを紹介しようと思います。
ディレクターとして大切だと思うこと
ディレクターとして大切なことと聞かれたときに自分が思い浮かんだものは「決めること」「想像すること」「学ぶこと」です。大切だと思うことは人それぞれ違うと思いますが、今回は私が大切だと思うものを紹介しようと思います。
決めること(主体性)
決めることとは、決断する意思を持つということです。wedサイトを作る行程であやふやなものというのは沢山あるかと思います。答えがあるものもあれば、答えがないものもも沢山あるかと思います。その場合にどのように進めるのか、どちらを選択を選ぶのかを決めるという事がディレクターには大切なことだと思います。決めるということには責任を持つということでもあるかと思います。起こったことに対して他人のせいにするのではなく、自ら意思決定を行い主体的に物事を進めることが大切だと考えています。
想像すること(理解)
ディレクションを行う上で大切だと思うことのひとつに相手の立場で物事を考えることが大切だと思います。ビジネスにおいて価値というのは、求められているニーズと提供する物の関係でできているかと思います。求められている物を理解するという観点で相手の立場を想像することは大切だと思います。また、Webサイト制作の仕事をしているとWebに詳しくない担当者も沢山います。相手の事を想像することにより認識のずれや求めていることのずれを少なくすることができリスクを回避することも可能かと思います。
学ぶこと(成長)
最後にディレクターは常に学び続ける必要があるかと思っています。Webサイトというのは時代と共に変わっていきます。デザインもそうですが構築の常識やセキュリティに関することも日々アップデートされていきます。Webサイト制作を行うにあたり時代の変化に対応することと、色んなタイプやケースの案件に対して適切な対応が求められるかと思います。過去の知識にとらわれるのではなく新しいことを受け入れる柔軟性と適応力が求められているのかと思います。セミナーや資格を取るということだけではなく、日々接する仕事に目を向け、向き合うことで成長できることはあるかと思います。そういった小さな経験の積み重ねを大切にすることが重要だと思っています。
いろんなディレクターがいる
ディレクターってどういう人が正解というものはないと思います。進行管理が得意な人もいればシステムや全体像を把握している人、人付き合いが上手な人もいます。ディレクションをする上で重要なのは自分のスキルや大切だと思っていることを、どうクライアントに価値として提供できるかだと思います。その為には自分の性格や特徴を理解し、何が強みなのか、何で価値を提供できるかを自分自身が理解する必要があるのではないでしょうか?
まとめ
ディレクターの仕事って難しい仕事だと思います。なぜなら何をすればいいという訳ではなく、自分がとった行動がどう相手に影響を及ぼすか、目的を達成するために何に貢献することができるかが問われているからです。毎回同じということはなくクライアントや、出てきた課題によってそれは毎回変わってくるからだと思います。クライアントの期待に応えるためにも自分の能力やスキルに慢心するのではなく、案件ごとに新しい気持ちで取り組む必要があるのではないでしょうか?