Webディレクターが伝える はじめてディレクションをするときのポイント
2024.02.25Web
目次
人事異動や新規ビジネスの立ち上げ、イベントの告知など今までWebサイトを制作したことがない人でもプロジェクトを進行する立場に突然なる人もいるかと思います。Webサイトを制作する上でディレクションは非常に重要な役割を担います。初めてディレクションを行う人は疑問や不安を抱えているかと思います。今回は、はじめてディレクションを行うときのポイントを紹介しようと思います。
ポイント1 わからないことを明確にする
プロジェクトの初期段階はわからないことがたくさんあるかと思います。不明確な点や疑問をそのままにするのではなくわからないことはわからないと伝え自分の状況を周りに伝えることで、不明確なままで進むリスクを解消することが出来ます。
ポイント2 コミュニケーションは相手目線で考える
Webサイトはいろんな人と関わりコミュニケーションをとりながら案件を進めていきます。クライアントやチームメンバーとのコミュニケーションにおいて、相手の立場に立って考え言葉遣いや案件の整理など小さな気遣いをもった対話を心がけることが重要です。
ポイント3 目的と要件を理解しゴールから逆算する
プロジェクトの目的と具体的な要件を明確にし最終目標を設定することでより効果の高いWebサイトを制作することが可能です。ゴールを達成するために必要なステップを逆算し計画を立て目標の優先順位付けや達成のためのマイルストーン設定し各々がやるべき事を明確にすることが大切です。
ポイント4 適切な人をアサインする
プロジェクトの各タスクに最適なチームメンバーをアサインすることも非常に重要です。各メンバーのスキルや経験、適性を考え適切な人材が適切な仕事に就くことを心がけることで効率が上がりクオリティも保証されます。
ポイント5 優先順位をつけて指示を出す
プロジェクトには様々なタスクが存在しますが全てに同じ重要度はありません。重要かつ緊急度の高いタスクを特定しそれに応じてリソースを割り振りチームに指示を出すことが大切です。優先順位を明確にすることで何をするべきなのかがわかりやくすなりチームの効率と生産性を向上させることができます。
ポイント6 納期を提示しタスクの管理をする
各タスクに明確な納期を設定しスケジュール管理を徹底することで納期を守ることができます。納期の設定し管理することでだらだらと進行することを防ぎ、メリハリをもった進行をすることができます。
ポイント7 振り返りを行い次回に活かす
プロジェクト完了後にチームで振り返りを行うことで次回の案件に経験を活かす事ができます。成功した点、改善が必要だった点を洗い出し、案件が終わり鮮明な内に気づきを得ることで個人やチームのスキルアップに繋がります。
まとめ
ディレクションという仕事は正解というものはなくプロジェクトを通じていろんな人と関わることによりいろんな事を学んでいくものだと思います。重要なポイントを意識しつつ柔軟に自分なりのやり方を見つけていく探求心と、案件毎に違う条件やメンバーとのやりとりの中で新たな気づきを見つけ良くしようと思う向上心を持つことが大切なのではないでしょうか?