AWS(Amazon Web Services)でサーバ構築してみて感じたこと

2024.08.04Web

目次

AWS(Amazon Web Services)でサーバ構築してみて感じたこと

この間AWS(Amazon Web Services)のサーバを立てる機会がありました。AWSといえばクラウドサーバとして有名ですが実際に利用してみていろんなことを知ることができました。今回はAWS でサーバを構築する上でAWS の特長とサービスを利用する上で大切なことを紹介しようと思います。

AWSを使用してサーバを構築してみてよかったこと

アーキテクチャ図

サーバを構築してみてよかったことはAWSを使用してサーバを構築することでインターネットの基本的な仕組みを理解することができました。AWSのEC2(Elastic Compute Cloud)、RDS、53のサービスを理解し利用することで普段インターネットがどういう仕組みで表示されているのかを理解することができました。また、IAM、のサービスではセキュリティや障害に強いサーバを作るためのAWSの考え方も理解することができました。

AWS の特長とは

従量課金制とコスト管理の重要性

AWSを利用してみて気を付けることはコスト面だと思います。AWS は従量課金制を導入しており利用した分だけ費用が発生するという仕組みになります。サーバを簡単に立てれる一方、インスタンスタイプや使用するサービスの選択によって費用が大きく変わります。サーバを使用する用途や必要な機能を適切に選ばないと予期せぬ請求が発生する可能性があるので注意が必要です。

セキュリティと責任分担

AWSを利用する上で最も重要な要素の一つがセキュリティです。AWSでは「責任共有モデル」と呼ばれる考え方があり、これはAWSとユーザーの間でセキュリティの責任を分担するというものです。具体的にはAWSはインフラのセキュリティ(データセンターやハードウェアの保護)を担当し、ユーザーはインスタンスの設定やデータの保護、アクセス制御などを担当します。つまり、セキュリティというものはサーバだけの話ではなく利用するユーザーの設定やパスワードなどの管理がとても重要になります。

冗長化と高可用性

AWSの利点の一つに、冗長化による高可用性の確保があります。冗長化とはシステムが単一の障害で停止しないように複数のリソースを準備することです。バックアップとしてサーバを立てたり高負荷に耐えれるようにアクセスを分散させたりすることでシステムがダウンすることを防ぎます。また、同一のサービスを複数のリージョン(地域)に展開することで、地理的な冗長化を実現できる機能もあり、これによりシステムのダウンタイムを最小限に抑えることが可能になります。

用途に合わせたサービスの選択が重要

AWSを利用する上で最も重要なことは用途や要望に合わせたサービスの選択です。AWSは非常に多機能で柔軟性が高いため、ビジネスの規模や目的に応じた最適なサービスの選択が求められます。コストはどれだけかけることができるのか、セキュリティはどれだけ担保しなければいけないのか、利用する状況はどんな場面かなどいろんな状況を加味した上で最適なサービスを選択し設計する必要があります。用途に合わせてAWS のようなクラウドのサーバでなくレンタルサーバのようなサービスを利用を検討するのも大切なことだと思います。

まとめ

AWSでのサーバを構築してみてサーバ事態の構築はすんなりとできました。重要なのは何を選ぶことがベストな方法なのかを考えることだと思います。インターネットの原理を理解し利用する人の状況や要望を叶えるために何が必要なのかを考え選択することが重要で、その為にはいろんな知識と起こりうる問題を事前に想像するスキルが必要なのではないでしょうか?