デザイナーの成長とは、小さな違和感に気づくこと
2021.02.27Design
目次
今回はデザインが上達した、作業スピードが速くなったなど目に見える物は別として、デザイナーとして考える部分において成長するとはどういうことなのか紹介しようと思います。
小さな違和感に気づくこと
デザインの仕事をしていてデザインを始めた頃と大きく変わったと思うことは、作業スピードや成果物のクオリティだけでなく気づき部分だと思います。
例えば、「ここの説明文わかりにくい」や「ここの色使い他と違う」など小さな違和感に気づく事が出来るようになったのが大きな変化だと思います。
違和感の気づきはクライアントが教えてくれる
デザインの好みは別として、そういった違和感への気づきはクライアントとのやり取りをすることで成長させる事ができると思っています。なぜなら、クライアントの修正依頼の内容は大体目的が似ているからです。
・強調させたい(サービスの売りを伝えたい)
・整理したい(情報を分かりやすく伝えたい)
・ルールを揃えたい(他と表記や構成を揃えたい)
・明確にしたい(伝えたい事を明確にしたい)
違和感に対して向き合うことが成長への道だと思う
デザイナーとしての成長というのは、そういう違和感に気づく事が出来るようになるかどうかだと思います。その為にはクライアントの修正指示をそのまま修正するのではなく、指示の意図は何かを考え自分の中のベストな答えを考える癖をつけ、繰り返し行う必要があるのかと思います。
違和感を潰していくと分かりやすいデザインになる
今回の話の中での違和感とはルールに沿っていないや、目立たせたい部分が目立っていないという情報整理について話しているのですが、これは結局ユーザーに情報を伝えるのにどうすればスムーズに伝わるかという話に繋がるのだと思います。経験を積んでいるからわかる小さな違和感をひとつひとつ潰していく事が、ユーザーにとっても分かりやすいデザインになるのではないでしょうか?
疑問を持つということ
これは制作時のみの話ではないと思っています。ブランディングやプレゼンの時も同じで、伝えようとしている情報に対して差違がなく正しく伝える為には、小さな違和感に気づくき改善していく事が大切なのではないでしょうか?その為には、あらゆる物事に対して関心を向け疑問に持つ必要があると思います。
まとめ
今回はデザイナーの成長に対して書きましたが、結局は日々の出来事に対してどのように向き合うのかだけだと思います。なんとなく行動するのか、そこに意味を求めるのか?日々の小さな行動の積み重ねが成長への近道なのではないでしょうか?