ウェブ解析士の資格を更新しました
2021.11.20SEO
目次
今月ウェブ解析士の更新テストを受け、ウェブ解析士の資格を更新したこともあり資格を取得して良かったことや感じたことを書いてみようと思います。
アクセス解析とウェブ解析の違いとは
ウェブ解析の話をするとアクセス解析のことだと思われることがよくあるのですが、アクセス解析とウェブ解析は少し違います。アクセス解析はGoogle アナリティクスを利用してWebサイトの流入やユーザーの属性などを解析をすることで、ウェブ解析とはアクセス解析だけでなくウェブサイトを軸としたあらゆるデータを取得し解析することを指します。
ウェブ解析士の仕事とは事業の成果に繋げること
またウェブ解析士の役割としてはウェブ解析をするということだけではなく、取得したデータを基にユーザーの心理や行動を理解し、施策を行い事業の成果に繋げることです。解析などの仕事をしていると、レポートを出すことに重きを置きがちですが、Google アナリティクスなどの解析ツールは道具であり、本来の目的を見失ってしまってはいけません。どうすればクライアントの成果に繋げることができるかを頭に置いた上で解析を行わなければ意味のあるレポートは作成できないのではないでしょうか?
ウェブ解析士で学べることとは
では、ウェブ解析士の資格を取るとどういう事が学べるのでしょうか?
マーケティングのフレームワークを知ることができる
有名なところでいうとPDCAやアジャイル開発など、さまざまなフレームワークを知ることができどのようにアプローチをするべきかを知ることができます。
指標について理解ができる
例えば、KGI(重要目標達成指標)を設定するとしたときに、最終目標を設定する上でその途中にあるKPI(重要業績評価指標)はどのように設定するべきなのか、各指標についてどういう考えで設定するべきなのかを理解することができます。
知識があるからこそ精度が上がる
ウェブ解析士の取得したからといって解析ができるようになる訳ではありません。さまざまなフレームワークやウェブに関する事例や言葉の意味、あらゆる視点や指標をしっかり理解することで解析をする上での説得力や目的意識が明確化され、事業の成果に繋げることのできる解析が出来るようになると思っています。
まとめ
資格というのは時間や費用など取得するのに費やすものが多いかと思います。実践で学んだ方が経験やスキルとしては身に付くのが早いと思います。ただ資格を取得する為の勉強をすることにより基礎的な知識やベースとなる考え方を理解することができたり、知らなかった言葉や概念に触れる事ができるということはあるかと思います。資格を持っている事が大切なのではなく、それに向き合った時間や経験がスキルや実践で活きてくるのではないでしょうか?