組織のアジャイル化を!企業にスピード感がない理由
2020.12.03Marketing
目次
時代が変わっても、サービスや業務体制を変えることが出来ない企業が多い気がします。世間の判断基準や常識が変わることでしか、変化できない企業はなぜ、時代のスピードに乗り遅れるのかを紹介しようと思います。
なぜ企業は変わることができないのか
時代が変わっても、企業が変われない理由の1つとして、組織の構造が関係していると思います。昔からの組織に多いのが、ピラミッド型の組織です。
社長、上司、管理職、部下などピラミッドのような構造となっており、新しいサービスなどをリリースするのに説明や確認など、何重ものフィルターを通す必要があり自ずとスピード感がなくなってしまいます。
また上司から社長へと伝言ゲームのような不確実な内容で伝わっていくこともデメリットなのではないでしょうか?
100%確実なものなんてない
またピラミッド型の組織は、従来の大量生産やこの会社はこのサービスというような、昔の企業の形にはぶれがなく適していたのですが、デジタルが発展し時代がとてつもないスピードで変化するなかでは対応できなくなってしまいます。
お客様や市場を想像して100%確実なものを目指すのではなく、一度市場に出してからお客様のニーズや動向を見ながら素早く改善していく方が合理的で、ニーズにあったものがより早く作ることが出来るのではないでしょうか?
組織のアジャイル化を
アジャイル型の組織とは
従来のピラミッド型の組織ではなく、社員に権限を分散することでフラットなチームを作り、素早い意思決定で開発サイクル回す組織モデルのことです。アジャイル型の組織では、チームごとに素早く効率的に戦略・構造・人材・プロセス・技術を形成することができるため、市場の変化に対応することができます。
アジャイル型の組織によってもたらされる効果
・生産効率の劇的な向上
・イノベーション創出効率向上
・従業員のエンゲージメント向上
・欠陥率の低減
アジャイル型の組織に必要なこととは
アジャイル型の組織を作るのに大切なことがあります。それは、ビションの共有です。アジャイル組織では、個人に意思決定の権利がありスピードが速い分、明確な目標を決め全員の向かう方向性や目的意識の共有し、チームに浸透させておく必要があります。
また、スピード感をもって行うだけでなく経験を元に分析・学習、再度企画・実行を継続し繰り返す事が大切です。
まとめ
今回は、企業としてスピード感をもって行動ためにアジャイル型の組織を紹介しましたが、時代にあわせて会社のあり方も変わっていく必要があるのだと感じました。