2021年のデザインについて考える

2020.12.29Design

目次

2021年のデザインについて考える

2020年ももうわずかになりましたが、今年は例年とは違う一年間だったと思います。そんな変化の中、2021年のデザイン業界がどうなるのかを考えてみようと思います。

コロナによって変わった日常

2020年は今までの一年と全く違うことになったと思います。コロナウイルスによって、働く環境や仕事の内容、組織のあり方なども改めて見つめ直すきっかけになった方も多いのではないでしょうか?そんななかで、2021年のデザインがどのように変わっていくのか個人的に考察してみようと思います。

一般的となってきたデザイン

今まで会社に出勤していた人もリモートワークを経験し、会社に所属する意味を改めて考えた人も多いと思います。また、生活環境が変わったこともありWebデザインや、コーダーなどデジタルの領域に移行を考える方も多くなったような気がします。

今までも自分でチラシなどを作ったりアプリの普及などでデザインが一般的になっていましたが、2021年はさらにデザインというもに携わる人が増え、デザインが身近な物になるかと思います。知識が少ない方もクラウドワークスなどを利用し、仕事をすることになり、安価でもクオリティのある物が提供されデザイナーの差別化が難しくなるのではないでしょうか?

個人の時代になる

また、デジタルやコンテンツの発展により、Youtubeやsnsなど個人が情報を発信したり、世間に認知される機会が増えました。Youtubeがチャンネルの壁を無くしたように、(テレビをつけてやっているから見ようの行動経路ではなく、この人が出てるから見ようというような行動経路に)デザインの業界もよりその傾向が強くなるのではないかと思います。

2021年デザイナーに求められることとは?

2021年これからデザイナーに求められるのは、何の為にデザインをするのかという気持ちやコンセプト、行動原理みたいなものが重要視されるのではと思います。形を作ることが重要視されるのではなくこの人と一緒に事業を育てて行きたい、一緒にやれば新しいことが産まれるのではという、期待を持たせられるかが重要視されるのではないでしょうか?

スピードが価値を産む

今も言われていることですが、どれだけスピード感を持って行動できるかが大切だと思います。新しい日常が始まり、今は誰もがフラットな状態だと思います。そんな中でどれだけ早く自分のポジションを明確に定義出来るかが重要になってくるのではないでしょうか?そのためには、新しいことにチャレンジするフットワークの軽さが必要だと思います。

まとめ

2021年のデザイン業界は、今までよりもよりフラットな環境になるのかと思います。その中でどう個性、自分たちの強みをアピール出来るかが重要視されるような気がします。どの業界も同じことが言えるのかもしれませんが、変化に対応する柔軟性が必要とされているのではないでしょうか?